銀行からの依頼で所有者がお亡くなりになって、故人が所有していた北海道・ニセコの土地に売却依頼の件でした。銀行から預かったのは、その場所が記された地図、一枚だけでした。様々な角度から調べても中々正確な情報が入りませんでした。しかし、地元に、昔、その土地のお世話をした方がおられることが分かり尋ねて行きました。そして、現地に行きますと、道が無い土地でした。そこで、その周りの土地所有者と交渉して、その土地までの道を利用できるようにして、売却処理をしました。
神戸に転居が決まり、早速マンションを契約・購入されたのですが、所有者の都合でキャンセルとなり短期で物件を探して欲しいというご依頼をいただきました。期間は二カ月以内、その間に賃貸物件か、もしその間にいい物件が見つかれば購入したいということでした。幸運にも、私の古くからの取引のある友人の会社からの話でご要望にあった適切なマンションが見つかりました。そこは見晴らしもよく神戸の花火の見える場所でしかも、ご予算より安く購入していただけました。
会社が倒産し、管財物件となった住宅をなんとしても手放したくないので親族や兄弟などの関係者に買ってもらって、なんとか住みたいというご意向に対して、担保のついていた二つの銀行と協議し、それぞれ関わる方々が、納得の出来る限界のラインまで折衝交渉し、なんとか成立までこぎつけることが出来ました。中々難しいケースでした。
収益マンションとして、賃貸収益用のマンション一棟をお探しでした。築20年でしたが、とてもよい立地の物件を紹介しました。しかし、築20年の物件だったこともあり、賃貸の入居者に喜んでいただけるように、リフォームとセキュリティの導入を提案しました。その提案どおりに改装を行った結果、安全面や外観や内装面で人気物件となり、年度変わりに転居者が出る際にもすぐに入居者が決まり、現在も問い合わせも多く、入居待ちの状況です。現在、当社は、その物件の管理もしております。